ほとんどの家庭に常備されているであろう市販消臭剤。
CMでも見ない日はないくらい、宣伝されていますよね。「消臭・除菌」という謳い文句はもはやポジティブなものとして捉えられています。そんな消臭剤ですが、人体への影響について考えたことはありますか?
健康に気を使っている方でも、意外と盲点だったりします。
そもそも、生活における嫌な臭いの原因とはなんなのか。
家にはそれぞれのにおいがあります。畳や壁紙に含まれる溶剤、ペット、調味料、生ごみなど、家にあるあらゆるものから微量に発せられる臭気成分と生活臭で出来上がります。
その生活臭の中には、ノルマル酢酸、チオール、アンモニア、硫化水素、キシレン、ホルムアルデヒドなど、悪臭となりやすい臭気成分があります。
これらを分析すると、ほとんどの生活臭を消し去れることがわかっています。このような方法で消臭成分を、メーカー各社がそれぞれに配合しているのが消臭剤です。
まずは、商品の裏面にある成分表を見てみましょう。
今回はファブリーズを参考にしました。成分は「トウモロコシ由来消臭成分、除菌成分(有機系)、香料」となっています。一見自然派で、無害だと思われがちですが、この中で特に危険なのが除菌成分(有機系)です。
これは、細胞を殺す性質があり、最悪の場合死に至ることも。人体の影響としては、皮膚障害、殺精子、妊娠率低下、発がん性、肝臓障害、アレルギー、アトピーなど数知れません。
動物実験では生殖異常が確認され、半数以上が死亡したというデータが既に出ています。(参照:東京都健康安全研究センター)
「直接飲むわけじゃないから大丈夫」ではないんです。
室内での大量噴射や、それを吸い込むことがとても危険。
まずは、なんといっても自然由来のものを使用することです。
ネットで検索するとすぐに出てくると思いますので、安全なものを使いましょう。
次に、自分で作ってしまうことです。
好きなアロマにエタノール、水を混ぜるだけで十分代用できます。
他にも置く用として保冷剤の中身や使い捨てカイロの中身、コーヒーかすなど
器に入れて置いておくだけで消臭効果があります。
保冷剤の中身にアロマを数的垂らして、混ぜて置いておくのもおすすめだよ
家庭にあるもので手作りできるので無駄な出費も減って、悪影響も減って、一石二鳥だと思います。
すぐに試せることだと思うので、騙されたと思って一度やってみてはいかがでしょうか。