アイスは一見、体に害はないと思われがちですが、ものによっては大量の添加物が入っているんです。
原材料もシンプルでかつ安心安全なおすすめのアイスクリームを紹介しますので、これからアイスを買う時の参考にしてみてください。
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アイスクリームは、乳脂肪分と乳固形分の量によって3つに分類されており、
「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3種類があります。
乳脂肪分と乳固形分が原材料として最も多く使用されているのが「アイスクリーム」。
この3つの中で最も注意すべきなのは「ラクトアイス」です。
ラクトアイスは、衝撃的なことに原材料の半分以上が油の塊です。
それに加えて沢山の添加物も使用されているため、絶対に避けましょう。
アイスミルクは、ラクトアイスに比べると油の割合は比較的少ないですが、人工甘味料や砂糖、添加物が大量に使われているため、やはり避けたほうがいいです。
原材料もシンプルで、食べるならアイスクリームが一番おすすめですが、ただし添加物が入っていないことが重要です。
植物油脂の正体
植物油脂はアイスクリームには含まれず、アイスミルク・ラクトアイスには含まれています。
油脂は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けることができます。
ラクトアイスに多く含まれているのは、不飽和脂肪酸だよ
不飽和脂肪酸は酸化しやすく、常温では液体。身近なものでいうとサラダ油やオリーブオイルなどがこれに含まれます。
この不飽和脂肪酸に水素を添加して作ったのが飽和脂肪酸であり、動物性油脂ではほとんど見られない異常な構造(トランス型)をとる確率が高くなります。このような構造の飽和脂肪酸をトランス脂肪酸と言います。
トランス脂肪酸はLDLコレステロールを増加させ、心血管疾患のリスクを高めるだけでなく、アトピーを促進させる要因とされており、WHOからも摂取しすぎないようにと勧告が出されています。
トランス脂肪酸が多く含まれている食品で有名なのがマーガリンです。
おすすめのアイスクリームを紹介します。
バニラ | 成分情報 | ハーゲンダッツ ジャパン Häagen-Dazs (haagen-dazs.co.jp)
まずは、『ハーゲンダッツ』。少し値段は張りますが、健康をお金で買うと思えば安いものです。ただし、フレーバーによっては一部添加物を含むものもあるので、成分表を見てみてください。
八ヶ岳南牧村契約牧場しぼりたて牛乳バー (chateraise.co.jp)
次に、シャトレーゼの『八ヶ岳牧場のしぼりたて牛乳バー』です。6本入りの小分けになっている商品です。食べ過ぎも抑えることができるのでおすすめです。
成城石井オリジナルアイスクリーム2種をローソンで販売|ローソン公式サイト (lawson.co.jp)
最後は成城石井の『ミルクアイスクリーム』。こちらはパッケージにも書いてある通り、添加物を一切使用していないアイスクリームです。乳脂肪なんと45%のクリーム使用。安全かつ美味しいので、一番おすすめ。見つけたら是非一度試してください。
ラクトアイスは危険!ということを覚えておきましょう。
夏の暑い日についつい食べ過ぎちゃうアイスに気を遣うことで体調や体型にも変化が生じると思います。ちなみに今回はあまり触れませんでしたが、アイスとは少し異なる『氷菓』に分類されるものは、果汁のみで作られたアイスキャンディーなどはいいと思います。「ただの氷だから」と思って食べ過ぎちゃうと、沢山の砂糖が添加されているのでおすすめはしません。